過去の歌舞伎、そして・・・

おにぎりとペットボトルに詰めた麦茶を持って、お芝居のはしごをしてきました。


まず、国立劇場の資料室主催の、「国立劇場誕生のころ」。昭和41年、大劇場での第一回・第二回公演の記録映像上演です。私なんか感想を言うのもおこがましいほどの大御所が勢ぞろい。

  • 『車引』の両花道がとってもかっこよかったです。
  • 雀右衛門さんの踊りをもう一度観たくなりました。『賀の祝』で八重を演じていらっしゃいました。
  • 八世三津五郎(”さん”とつけるのも憚られますが・・・)は『車引』で松王、『賀の祝』で白太夫を演じておられますが、、、言葉にできないほどの驚きです。
  • 杉王はどなた? とても、声が良かった。
  • そして亡き、七世梅幸さん。私絶対どこかで、この方を観たことがある、と思った。10年以上前にどこかで、何かの演目で。

その後、恵比寿ガーデンプレイスへ。今夜の東京の空は、残念ながらあまりきれいではない、、、というより、汚かったと思います。
右近さん、春猿さん、段治郎さんによる朗読劇。行こうかどうしようか迷いに迷ったのですが、思い切って行って・・・良かったと思っています。

終わった時には、そのままでは帰宅できないくらいぼろぼろに泣いていました。現代ものの劇はアブナイ、とわかっているので気を引き締めていたのにも拘らず、ヤラれてしまいました。お隣の方、ごめんなさい。


帰宅、23時過ぎからラジオを聞き、30分ほど。・・・その後何をしたか、は、『優雅な秘密』をお聞きになった方なら想像がつくでしょうか?


<おまけ>
恵比寿のJR山手線ホームへ降りようとしたら、壁に『たのきゅう』のポスターが貼られていました。おもわず、ずっこけて階段を踏み外しそうになりました。


8月12日朝 追記
Saint Exupery(eの上にアクサン=アクセント記号)ですが、右近さん&春猿さんは”テグジュリ”、段治郎さんと古藤さんは”テグジュリ”と発音されていました。なにか、意味があるのかな?
・・・って、読めませんね。PEBEです。