伝統

三月大歌舞伎『義経千本桜』 ”道行”幕見&夜の部

観劇日:3月26日&11日(木の実〜すし屋のみ)夜の部でも、開場前に鳴り物が入るのですね。知らなかった。 『木の実・小金吾討死』 幕開き、舞台中央で話しているお二人より下手で一人遊びをしている柿本明久くん倅善太郎に目が行ってしまいます。地面になに…

『義経千本桜』 道行&夜の部

楽しくて、幸せで、贅沢な舞台でした。加えて、客席もかなり豪華でした。 興奮冷めやらぬまま、おやすみなさい・・・。

やったぁ、吉野川!

六月のチラシができていたので、戴いてきました。昼の部第一演目が、妹背山より久我之助と雛鳥の二場。 一番、観たかった演目に、通い始めてたった一年、しかもちょうど一年目に出会えるなんて! しかも、定高は藤十郎さん、恋人達は梅玉さんと魁春さんの兄…

森八さん

いとしき御名は・・・森八っつあん・・・ではなくて。 加賀にある和菓子の老舗です。以前、こちらの記事にも書きましたが、ワタクシ、ここのお菓子が持つ上品な甘さの虜になっております。 本店は金沢市尾張町の泉鏡花記念館裏手にあるとの事で、この春休み…

国立劇場 3月歌舞伎公演『初瀬/豊寿丸 蓮絲恋慕曼荼羅』

待ち遠しかったこの3月、この舞台も、今日が千秋楽(漢字は、ごめんなさい)となりました。今頃は、楽屋の片づけが行われているのでしょうか。観劇日:3月11日(日)・3月18日(日)11日は一人で、18日はあまり舞台を見慣れていない友人達と。心がゆ〜ったりとす…

三月大歌舞伎 通し狂言『義経千本桜』昼の部

『鳥居前』 本日はちょっと遅刻。客席へ上がって行くと、紅白の梅が咲き乱れる中で静御前が泣き崩れていました。一目見て、福助さん静御前と梅玉さん義経だとわかる。なんだろう、お二人とも、役である前に役者さんそのものなのだ、いつも。 遠見の景色が本…

吉野のお山

さて、3月です(早いって)。 三月大歌舞伎@歌舞伎座、芝翫さんの”道行”があります! これは昼の部、何としてでも見に行かなくては、と決心を新たにする、二月最後の休日の夜。ちなみに、昨夜の入浴剤はツムラの日本の名湯”吉野”、もちろんお湯の色は”桜色”…

二月大歌舞伎 通し狂言『仮名手本忠臣蔵』夜の部

建国記念の日。 残念ながら今夜は時間切れです。タイトルだけ作って、また後日まとめて書きます。お許しを〜。

二月大歌舞伎

3日、『仮名手本忠臣蔵』昼の部を観てきました。降って湧いた(?)恵みの休日。幸せなことに、豆まきにも居合わせることができました。

国立劇場『梅初春五十三驛』

2007年初観劇はこれ! 「どんな舞台なのだろう。」というドキドキと、新春のワクワクと。半蔵門の駅で思わず階段を一段跳びで駆け上がっていたのは、私です。 大劇場ロビーでの獅子舞、あちこちで買わされる新年の挨拶。客席を飾る餅花、いつもより多い和服…

十二月大歌舞伎 夜の部

『神霊矢口渡』 これは…祟られそう。帰りに思わず、お稲荷さんの外から手を合わせてしまった。 家の中には、よく見えないけれど神棚があったようだ。 菊之助さんお舟が可愛すぎる! 相手に気のない濡れ場より、クドキにはドキドキもの。声の調子も戻っていら…

吉例顔見世 その4(昼の部・千秋楽)

どうしてももう一度観ておきたくて、昼の部の二幕目のみ幕見。すでに、立ち見でした。 祖父母のような年代の方とお話したりあちこちのブログを読んでいると、「あの時の、あの役者の、あの芝居が良かった。」なんて話を聞かせて(読ませて)いただけて、羨ま…

11月 歌舞伎の記録 一覧

ああ〜。終わってしまったな、11月*1。なんて早かったんでしょう。今からでも銀座に走って行きたい衝動に駆られます。 感動が薄れていかないうちに記録しておきたいのですが。 今のところ、公開してあるものです。順次更新。いつものことではありますが、「…

新橋演舞場花形歌舞伎 その3(夜の部)

初日以来の観劇、繰り返してみること自体が贅沢なのだが、演舞場やお芝居が”懐かしく”感じられる。 その他の記録 『時今也桔梗旗揚』

吉例顔見世大歌舞伎 その2(昼の部)

友人の友人、が歌舞伎を観てみたいとのことで、ホスト役を引き受けました。いろいろ相談するうちに一等花道外、しかも七三真横。お昼はかぶきそばで天重、というなんとも贅沢なツアーとなりました。その他の記録 - 通し狂言 伽羅先代萩 『花水橋の場』 福助…

吉例顔見世 その1(昼の部)

「伽羅先代萩」通し すごい。大きなうねりが幕見席までをさらって行った。その他の記録

新橋演舞場花形歌舞伎 その2(初日・夜の部)

17日記 記録が遅くなったので、進行など間違えているところがあったらお許しください。。。というより、忘れてしまっていたらもったいないな・・・。その他の記録 『時今也桔梗旗揚』 この演目、新作に近いものかと思っていました。史実と照らし合わせると、…

新橋演舞場花形歌舞伎 その1 (初日・昼の部)

初めての演舞場*1、そして今度連れて行く友人もここを読んでくれるというので、レポ形式も交えながら。まだ初日ですが、そんなに”ネタバレ”を心配する部分もないと思うので詳細になるかもしれません。その他の記録 日比谷線の一番前に乗って出口を登ると、一…

演舞場のお稲荷さま

花形歌舞伎初日に行って参りました。感想はまた書くとして、お稲荷さんのことだけ。 新橋演舞場のお稲荷さんは、入口右手の駐車場脇にあります。こんな所でいいの? と思いながらお参りしました。今日一日、幸せに舞台に浸れたことへの感謝と、これからの安…

何かを伝える舞台

友人と一緒に、母校(高校)の文化祭に行ってきました。中学生の頃から一緒に歌を勉強してきた友人なのでまず合唱部の公演へ。それから、私が所属していた人形劇部の発表へ。 演目は少し前に映画化された『あらしのよるに』で、一時間近くの大作。もともと、…

紫派藤間流舞踊会 第一日目

朝から晩まで。客席も強行軍でした。踊りのことはわからないし、踊りの先生方のこともわかりませんので失礼があるも知れませんが、第一報です。 嬉しかったこと…猿之助さんがいらしていました。少なくとも夜の部半分以上ご覧になっていたから、お疲れではな…

十月大歌舞伎 その4 千穐楽

『髪結新三』 ああ、楽しかった。幸せだった。 今、NHK『きよしとこの夜』に勘太郎さんが出ていらっしゃいます。立派になったなぁ・・・。私が大人になったんだから、勘太郎さんも立派になられるはずです、はい。 あ、ロビーで落語家の桂歌丸さんをお見かけ…

芸術祭十月大歌舞伎 その2(夜の部)

10月21日追記 『髪結新三』 幸四郎さんは失礼ながら、拝見しているといつのまにか眉間にしわを寄せていることに気付く演技が多く苦手だった。のだが、新三は観やすかった。適当な軽さと、悪さと、そして幸四郎さんのどこかひとつある重さ、そんな感じかな。…

芸術祭十月大歌舞伎 その1(夜の部)

初・生忠臣蔵です。先月国立劇場で行われた文楽鑑賞の前に、関容子さんの『芸づくし忠臣蔵』を読み通してみました。これはなかなか内容がたっぷり。おかげで、「ここでは何を考えて演じておられるのだろう」などと考えながら、集中して観ることができました。…

九月秀山祭大歌舞伎 その3(昼の部)

楽しみにしていました〜! どうにか二度目の演目も出てきたので、少し余裕を持って観られるか・・・と思ったのですが、とんでもない。歌舞伎座舞台のパワーに圧倒されました。 今月の筋書、中表紙の松の絵がとても素敵です。 お隣の席に、大向こうのおじいさ…

お祭り

今日から、私の住んでいる地域では八幡様の例大祭が始まります。我が家から歩いて20分ほどのところにある小さな八幡神社なのですが地域は広くて、私が知っているだけでも4つ以上の町があります。なので、今日はあちこちでお神輿巡行があったようです。 私…

秀山祭九月大歌舞伎 その2(夜の部)

またまた午後の用事が早く(といっても予想の範囲内)終わったので、夜の部の『籠釣瓶』と『紅葉狩』の幕見に走りました。スーツにパンプス、身体も精神的にもキツかったけれど、思い切り発散できる、華やかで気持ちのいい舞台でした。観ていて発散できるか…

秀山祭九月大歌舞伎 その1

用事が4時過ぎに済んだので、夜の部一演目のみ幕見に滑り込み・・・いいんでしょうか、こんな観方をしていて。

八月納涼歌舞伎 その2(第一部)

(すっきり+さっぱり)×我慢÷2 そんな感じの、ある夏の昼間でした。 記録をずっとサボっていたら、思い切り記憶が飛んでしまいました。ああ、もったいない。 『丸橋忠弥』 橋之助さん忠弥が登場する前の、お茶屋の亭主と客たちがなんともいい雰囲気だった…

稚魚の会・歌舞伎会

二日間かけて、両班(りょうはん)の観劇をして参りました。楽しかった〜。けど、ものすごく疲れました^^;。 楽しみ&自分の勉強のつもりで観ていますので、比べるような偉そうなことを書かないように気を付けつつ・・・。見た順で、B班→A班と記録してい…