中村中さん

近くの商店街で、ふと足を止めました。聞き覚えのある歌を聴いた気がしたから。


それは、中村中さんの『友達の詩(うた)』。先日聞いてきた朗読劇に、”ディーヴァ(歌姫)”として出演されていました。

はじめは期待していなかったのです、失礼ながら。
マイナスイメージで聴き始め、不健康な顔だな〜とか勝手な事を考え、それでも声と曲(一曲目は『未来の僕へ』という曲。これは彼女のオリジナルではないのかな? ぜひまた彼女の歌で、聴いてみたい)だけは良いなぁ、と。
そのうち、『友達の詩』が終わり『星に願いを』になる頃には声が耳を素通りして心に届くような気がしていました。最後の『優雅な秘密(テーマソング)』の時には登場を心待ちにしてしまうくらい。

歌舞伎役者さんたちの舞台と彼女を一つにしようとしてくれたavexにちょっと感謝。おかげで中村中さんに出会えた。


そんなわけで、9月6日CD発売のはずのこの曲。たぶん、有線かなにかを商店街で流していたのでしょう(ちなみに、続いて別の方で沖縄調の曲が流れました。これも、おもしろかったな)。しばらく、スピーカの設置されている十字路の端に立ち止まり、聞き入っていました。