歌と踊りと気違いと

”気違い”は、差別用語でしょうか? だとしたら、ごめんなさい。
最近の私は「歌舞キチガイ(歌舞伎に狂っている)」です。              歌も、踊りも好きです。お芝居は・・・舞台の世界に恋してしまいます。ああ、こんなこと、しばらく無かったな〜。
始めは勉強のために(ここ、強調!)、劇場に通っていたはずが。いつの間にか本を買い、何度も読んで、読んで、読み込んで。いつの間にかまたチケットを手に。。。


中学生の頃にも、こんな時期がありました。まだ自分のお金では劇場にいけないので、祖父の家へ遊びにいっては、祖父のためたビデオを何度も見る。そんな時が。
そして、考えました。何とかして、伝統の世界に食い込みたい

けれどいつの間にか、私の関心は外国語へ、そして外国へと向いていました。高校から大学院卒業まで。もちろん日本文化にも心惹かれたけれど、英語と外国語まみれの日々でした。


歌も、舞も、お芝居(伎)も。今の私には、日本ベースのものは何もない、と言えるかもしれません。それでもやっぱり、戻ってくる場所はココ。心安らぐ場所はここ。少なくとも、今のところは、そう言えるのです。


だから私は、受け入れてもらえようともらえまいと、日本にひたり、伝統にひたり、そして気が済むまで「歌舞キチガイ」でいようと思うのです。