足の裏のお話

観劇から3日近くが経ちましたが(22日)、追記です。と言うのも今日、部屋を片付けていたら茶道の師匠からの手紙を読み始めてしまい、ふと思い出したことがあったからです。それは、「茶道のお稽古の時、なぜ白靴下を履くか」というおはなし。

三幕始め、奥の障子を開けるために立て膝になった笑三郎さんの足の裏にはっとしてしまいました。妙な目の付け所でごめんなさい。着物に足袋が当然のように思っていたけれど、室内なのだから裸足でも当然なのですね。もちろんきちんと白粉が塗ってあるのですが、なんとも美しい、そして色っぽい。

上記問いの答えも、それ。「女性の足の裏は色気があるから足袋を履く」のだそうです。洋装でお稽古の時には足袋ではなく靴下ですけれどね。合宿でこの話を伺ったときにはおもしろいな、と思っただけでしたが、舞台を見て、なるほど、納得という感じでした。

(この記事は、20日の投稿から移動したものです。)