2006-10-04から1日間の記事一覧

芸術祭十月大歌舞伎 その2(夜の部)

10月21日追記 『髪結新三』 幸四郎さんは失礼ながら、拝見しているといつのまにか眉間にしわを寄せていることに気付く演技が多く苦手だった。のだが、新三は観やすかった。適当な軽さと、悪さと、そして幸四郎さんのどこかひとつある重さ、そんな感じかな。…

芸術祭十月大歌舞伎 その1(夜の部)

初・生忠臣蔵です。先月国立劇場で行われた文楽鑑賞の前に、関容子さんの『芸づくし忠臣蔵』を読み通してみました。これはなかなか内容がたっぷり。おかげで、「ここでは何を考えて演じておられるのだろう」などと考えながら、集中して観ることができました。…