明日

広島の平和祈念資料館HPを見た。
子ども向けコンテンツの中に「21世紀のサダコストーリー」というアニメーションがあり、だんだんと引き込まれてしまった。中でも印象に残ったのが、この台詞。

「あの日も広島の人たちは、いつもと同じ朝を迎えたんだ。」

何とはなしに、戦時中だからいつ爆撃を受けても、死んでもおかしくないような気がしていた。けれど、そんなことはない。戦時中の子どもにだって大人になったらなりたいものがあったはず。現代の私たちと同じように明日があったはず。
広島旅行を前にして、またひとつ考えをかばんに詰めることができそうだ。