平和

Pan doktr

加藤剛さん、俳優座演じる『コルチャック』の朗読劇に行って参りました。数年前に、舞台があったと思うのですが行く機会がありませんでした。今回は二週間前に公演のことを知り、その数日後に偶然、大学の恩師からお知らせをいただいたので、迷わず行くこと…

この日に

私は無力だ。悔しいけれど、残念ながら、何もできない。 祈ることすら…。

アンネのばら

満開でした。 莟が少し、濃い色なのも、かわいらしい。 『アンネの日記』で有名なアンネ・フランクの庭に咲いていたばらは、父親のオットー・フランクによって世界中に根付きました。 その地の一つ、杉並区立高井戸中学校(東京)まで、見に行きました。係りの…

胸が締め付けられるって、こういうこと

第二楽章 沖縄から~ウミガメと少年~野坂昭如作 (ジャケット:ビクター公式ページより)→ やっとのことで、手に入れました。6月25日に吉永小百合さんによる朗読会がありました。別の予定があって私は行けなかった。ので、早くCDで聞きたかったのです。 ①…

平和を考える人

いきなり、大上段にかまえたタイトルになりました(朝っぱらから何を語るんだか)。先日知り合った、大学に入ったばかりのお嬢さん。私が”それなりに”、曲がりなりにもヘイワというものを希求しているから、と頼ってくれました。 申し訳ないのです。私は、大…

クローズアップ現代

ハンセン病、胎児標本に関して。見なくちゃ。何を置いても。

誰だかバレバレ

今朝ワイドショーでやっていた、総選挙特集。 とある旧軍港にて「やっぱりこれから考えなくちゃいけないのは戦争と平和の問題とか・・・。」 ここにもいたか。戦争さえしなきゃいいんでしょ、という態度のおじさん・・・は失礼か。おにーさん???

小さいけれど

思ったより小さかった、原爆ドーム。街の中に、まるでちょこんと乗せられたかのようだった。小さいけれど、大きなメッセージを、平和への願いを、伝え続けている。 写真はこちら。 ね、小さいでしょ? 近くで見ると、こんながれき。保存しているのね、そこに…

城下町と平和都市

市内の観光バスでガイドしてくれたお姉さんが、言っていたのだ。広島には、歴史的建造物とか、観光するものはありません。原爆で全て壊されたから。原爆が落ちなければきっと、(毛利の城下町だし)たくさんあったはずです。でも、原爆のおかげで平和として観…

本当のことは

「爆心地の話をつたえてくれる人は、いません。」 大江健三郎『ヒロシマ・ノート』より。ページをめくったら、この言葉。そうなのだ。 ”爆心地200メートル以内にいた人達は、光を感じるまもなく即死したでしょう”との記述。どこかで読んだけれど、そんなこと…

それが当然?

今日は終戦の日。だからといって、とりたてて何かをしたわけでもない。正午にちょうど教会の鐘を聞いたが、黙祷をしたわけでもない。夕方、人間魚雷の回天について特集をしていた。 「あの時代はね、大事な人や故郷を守るためだったら死ぬしかない、それが普…

明日

広島の平和祈念資料館HPを見た。 子ども向けコンテンツの中に「21世紀のサダコストーリー」というアニメーションがあり、だんだんと引き込まれてしまった。中でも印象に残ったのが、この台詞。「あの日も広島の人たちは、いつもと同じ朝を迎えたんだ。」何と…

誰も知らなかった

祖母が来た。珍しく、子どもの頃の戦争体験を話してくれた。北朝鮮のニュース、映像を見たからだっただろうか。 「考え方を全部押し付けられてね。なんだか判らないけど殴られるの、あれがすごくいやだったのよ。」母が、訊いた。「広島の原爆の日、宇和島に…

暑い、熱い

うだるような暑さ、とはこのことだろうか。 体温が上がってしまって、自力では調節できず、どうしようもない。数分毎にお茶を飲み、水を浴び、ひたすら寝ていた。ふと、昨日見た展示が思い出された。「熱い」「水を下さい」・・・。 夏だ。熱いのは火だけで…

『第二楽章』朗読会

戦争の「恐しさ」というより「悲しみ」、 平和の「大切さ」というより「希求」。 吉永さんの「慟哭」には、すごみすら感じられた。のどからしぼり出すような、さけぶような、かすれた声。母の悲しみ。 彼女のlife workが朗読をつづけることなら、私はそれを…