七月大歌舞伎(泉鏡花) 番外編

既にこれだけの回数! 歌舞伎座に足を運びながら、メインはこの日。私、初めてのホスト役です。日本での生活を終えようとする留学生二人と、夜の部を通しで楽しんできました。

関連記事:2006年8月22日

今覚えている範囲で、面白かった反応を。

  • イヤホンガイドは「いりません。なるべく、自然な状態で観たいから。」言語学を「本当に興味深い」と言い、日本語に関する知識が豊富なユラさん。
  • 観劇中、わからない言葉があると電子辞書を持ち出して調べる熱心さ(周りの方、まぶしくてごめんなさい)。・・・それだけわからない言葉が少ないということなのですが。
  • 『山吹』の幕が開くと、「これはきれいだ・・・」とチェコ語でポツリ。
  • 美術に興味のあるヤナさんは、刀と着物を見るのが好き。玉三郎さんのチラシを片っ端から集めていました。
  • 天守物語』前半の華やかな部分より、後半の立ち回りがおもしろかったそうです。
  • 『山吹』後の休憩で。「難しかった?」と訊くと、「日本語は難しくありませんでした。でも、どうしてあのおじいさんは女の人に叩いてもらいたかったのでしょうか?」びっくり! これは、ユラさん。
  • 「姫路城は白鷺城とも呼ばれていますよね。松本城はなんでしたっけ?」二人で電子辞書を引きましたが、わからず仕舞い。
  • 帰り、正面の看板絵の前で。「(『山吹に出てきた』)”先生”は、泉鏡花のことですか?」とのこと。しばらく意味がわからなかった。そういえば、お芝居の中で島津が画家であるとは言わないんですよね・・・。
  • 天守物語』幕開きで「とおりゃんせ」が流れると、一緒に口ずさんでいた・・・♪

うれしかった。